藤井しんや|クリエイティブディレクターの原動力とは

藤井しんやさん
中部美容専門学校卒、2003年入社、クリエイティブディレクター・トップスタイリスト

クリエイティブディレクターとしてAXISのイメージをつくっている藤井さん。いくつになってもプレイヤーである自分にこだわり、撮影やサロンワークでスタイルをつくり続けています。そのクリエイティブの原動力とは?聞いてみました。

クリエイティブディレクターの役割とは?

スタイルをつくり続けて、発信していく役割ってことじゃないかな。今のトレンドを把握した上で、じゃあ「AXISとしてどんなスタイルが求められているか」を表現していく仕事だと思っています。

心がけていることはありますか?

AXISの「作品=商品」という考え方は自分のクリエイティブの原点とも言えます。僕たちはスタイルを作品として発信していくけど、独りよがりのものではいけなくて。一番に、お客様の求めるものに向かっていなくてはいけないんです。それって案外、「人から見られてどうか?」ってことが大切な気がしていて。だから僕自身も人から求められる形にどんどん変わっていこうと思っています。ちゃんと必要とされる作品を作ることが求められる商品を生み出すことなんです。

独立を考えたことはありますか?

考えたことがないかといえば嘘になるけど、今は、美容師である限りAXISにいたいと思っています。ここでしかやれないことも、日々実感しているから。実は最初に就職したのは理髪店なんです。理髪店でも高い技術が求められますが、スタイルを発信していくという、意識はなかったんです。でも、自分なりに表現したいことはあって、仕事とは別にコンテストに応募したりしていました。そんな時、AXISを知って社長の言葉に感銘を受けました。先ほど説明した「作品」=「商品」という考え方です。だから美容師の資格をとりなおして、AXISに来たんです。

AXISにはスタイルをつくれる環境があるんですか?

もちろん。どちらかというと、つくらないならAXISにいる必要ないくらいです。サロンワークの機会が多いのはもちろん、大きな規模の美容室だからこそできることがあります。イメージポスターの撮影や、ヘアショーなど表現していく場は自分が望めばどれだけでもあるんです。技術を磨き続ける姿勢があれば、チャンスはいくらでもある環境下と。あと、自分くらいの歳だったら、長くいるとそれなりの役割ってありますよね、お店やスタッフをまとめていく役割とか。でもそれが、AXISには、つくることに徹していられるという選択肢もあるんです。だから僕は、本当につくることに専念できています。

つくり続けるモチベーションはどう保っていますか?

女性のお客様も多いですが、正直僕は男、本当に女性の立場になることはできないんですよね。だから女性のスタイルを追求し続けているというか、分かった気にならずに、学ぼうと思っています。自分の感覚で止まってしまうのが、一番しんどいですよね。いろんなものを吸収して、受け入れて、
モノにするまでつくり続けること自体が、モチベーションになっています。

つくることに生かされているものってありますか?

自分にとってジムでの筋トレがそれかもしれないです。リフレッシュにもなるけど、これは技術の習得に似ているんじゃないかと。何にせよ、作業自体は繰り返しで辛いけど、少しずつ必ず効果があるんです。で、あるとき、「あ、超えたな」と実感できる時が。結構、自分はストイックなものが好きなのかも。

撮影協力:E.V.O Personal Training Gym
個人の骨格や体質に合わせ、プログラムを組み、トレーニング指導をしてくれるジム。
名古屋市東区泉1-22-35

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