今回のコンテストに参加する3人にインタビューを行いました。
左からアシスタント 杉浦愛佳さん/トップスタイリスト 立道泉美さん/Jr.スタイリスト 芹澤萌さん
BE CREATIVE Hair Style Contest “Try it!”
アクシスのスタッフが企画し、初めての試みとなる新しい形のコンテストです。
どのようなコンテストなのか、実現に至るまでのエピソードや、スタイリストたちの意気込みを聞いてみました。
今回初めて行われる、BE CREATIVE Hair Style Contest “Try it!”とはどのようなコンテストですか?
立道:「日常にとけ込むリアルスタイル」をコンセプトに、カット部門とスタイリング部門に分かれて、スタイリストたちが発表し合うコンテストです。審査員も今までとは一味違う、新しい形式のコンテストだと思います。
どのような思いからコンテストを企画されたのですか?
立道:「作品=商品」という、アクシスのスタイルづくりに対する考え方を、スタイリスト一人一人が体感し、表現したいと思いました。
そこには、目標を定め、コンセプトを練り、創り出し、伝えて、評価されるというすべてのことが含まれています。
スタイリスト自身がモデルさんを選び、ヘアスタイルだけでなく、衣装やメイクなど、全体のイメージをつくり上げます。
今回こだわったのは、誰に審査をしてもらうかというポイントです。私たちは、誰に評価されたくてスタイリストをしているかの答えにつながるからです。
コンテストでは誰に審査(評価)されるのですか?
立道:私たちが認められたいのは、目の前のたった一人のお客様なんです。スタイリングを終えて、お客様が鏡でご自身を見たとき、ふわっと明るくなる表情や「ありがとう」の笑顔。それを見たくて私たちはスタイリストを続けています。いくら美容師業界の重鎮に認められても、正直、実感がわかないかもしれません。私たちが向き合っていたいのは、日々接しているお客様です。なので、多くのお客様にフォローされている信頼できるインフルエンサーの方々を、お客様の代表として審査員にお招きしています。
そのインフルエンサーとはどなたでしょう?
立道:それが、コンテスト当日までは言えないんです。スタッフや来場者にも公開していません。なぜなら、インフルエンサーの方々を事前に知ってしまうと、どうしてもスタイルを寄せてしまうかと。今回は、純粋に自分が表現したい「作品=商品」を考えて欲しいので、それ以外の情報はスタイリストたちに出していないんです。
コンテストに出場するにあたってどのようなお気持ちですか?
芹澤:ドキドキ緊張していますが、とても楽しみです。私はカット部門で出場しますが、入社して3年目でこのようなチャンスが体験できるなんて、とても嬉しいです。「どんな服にしようか?」とか、「髪型はどうしよう?」など、毎日ワクワク考えています。昨日はお買い物など目的で、東京に行ってきちゃいました。笑
作品をつくりこむということで、学生の時に作品撮りをしていたことを思い出しましたが、その時とは全く違う心境です。
学生の頃とはどのように違うのですか?
芹澤:学生の頃は、ただ自分の好みだけで表現していました。今は、モデルさんの個性を生かした上で、何を表現すればさらに魅力を引き出せるか、自分本位ではない筋道を立てています。また、今回はアドバイザーとして先輩がついて下さるんです。何かに迷った時は相談できますし、技術面でも頼りにできるのはとても心強いです。
今回は入社して1年目の方々も出場されるんですよね?
杉浦:そうなんです。私は1年目ですが、スタイリング部門に出場します。ヤバコレやスタイル撮影などを通じて、先輩たちのものづくりに対する熱意を感じていました。学生時代からお客さんとして憧れていたAXISという美容室は、スタイルをつくることにどこまでもこだわる姿勢が出来ていると改めて実感しています。今回は、自分も表現する立場で仲間入りができることを、とても楽しみにしています。
(注釈:ヤバコレとは、名古屋を代表するトップサロンとアパレルショップがタッグを組んで行うコンテストショー。AXISは毎年出場し、数々の賞を受賞している。)
立道:今回は経験の浅いスタッフも全てコンテストに参加します。ヤバコレなどに出場しているトップスタイリストは運営側、アドバイザー側に回っています。私はヤバコレを何度も経験していますが、つくり上げていくやりがい、楽しさ、苦労があって、とても成長出来る場だと実感しています。このような作品づくりの場を皆にも経験してほしいと思い、今回このような企画を立てたんです。コンテストの経験が必ずサロンワークに生きてきて、改めて自分の表現方法に自信が持てるようになればと思っています。
サブタイトルの“Try it!”は、「とにかく、やってみよう!」。前向きに自分を表現することを楽しんでほしいです。
芹澤:はい! とにかく前に進みながらつくり上げて、皆さんに見ていただくのがとても楽しみです。AXISのスタッフとして成長した私たちが、何を表現し、何を伝えたいのか、学生の皆さんに体感して頂けるよう、私も頑張ります。ぜひ、見に来てください!
ーcoming soonー
新型コロナウィルス感染拡大の状況を受け、開催日時を延期いたします。新たな日程に関しましては、改めてホームページにてお知らせいたします。
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担当:沖